ミッドカイン HOME > 歴史
ミッドカイン関連のニュース
- 村松喬教授、名古屋大学医学部生化学第一講座に転任。ミッドカインの研究が、名古屋大学医学部と、それまで村松教授が在任した鹿児島大学医学部の二つの拠点で発展することになった。
- 名古屋大学医学部生化学第一講座の門松健治助教授が日本生化学会奨励賞を受賞。テーマは「ミッドカインの発見と機能解析」。
- 名古屋大学医学部の高橋雅英教授を代表としたCOE研究「神経変性疾患と悪性腫瘍の分子医学」が発足。村松喬教授も分担者として参加。ミッドカインの作用機構と治療への応用について十分な研究費の下に集中した研究が可能となった。
- 村松喬教授が中日文化賞を受賞。「細胞の成長因子ミッドカインの発見」に対して。
- 名古屋大学大学院医学系研究科に神経疾患、腫瘍分子医学研究センターが発足。COE研究の成果を踏まえて。村松寿子講師は疾患モデル解析学分野に移動。ミッドカイン遺伝子ノックアウトマウスを用いた病態解析がさらに発展へ。
- (株)セルシグナルズ(佐久間貞俊社長)が横浜市リーディングベンチャープラザに実験室を開設。腫瘍マーカーとしてのミッドカインの実用化を目指す。
- 21世紀COEプログラムに名古屋大学大学院医学系研究科祖父江元教授を代表者とする「神経変性疾患、腫瘍の統合分子医学の拠点形成」が選択された。村松喬教授も事業推進担当者として参加。ミッドカインに着目した治療法の開発に勢いがつく。
- 村松喬教授、名古屋大学を定年退官し名誉教授に、そして愛知学院大学心身科学部健康科学科教授に就任。ミッドカインの研究を継続。
- 門松健治助教授、名古屋大学大学院医学系研究科生物化学講座分子生物学分野(旧生化学第一講座)教授に就任。ミッドカイン研究がさらに発展へ。
- セルシグナルズがミッドカイン事業をMTY(現社名Cellmid)に譲渡。
- ミッドカインの最初の国際会議となる「Excellence in Midkine Research」が11月4-6日シドニーで開かれた。主催者はCellmidで、11カ国の科学者が参加し、情報交換を楽しんだ。ソーシャルプログラムはシドニーハーバーのクルーズであった。
- ミッドカインに関する最初のの本である “Midkine: From Embryogenesis to Pathogenesis and Therapy”がSpringerから出版された。27章からなり、多くのエキスパートが執筆している。編者はMine Erguven, Takashi Muramatsu, Ayhan Bilir である。(http://www.springer.com/biomed/book/978-94-007-4233-8)
- 第2回のミッドカイン国際会議がイスタンブールのイスタンブール大学で由緒ある講堂を会場として6月28日から3日間開かれ、大きな成功を収めた。参加者はボスフォラス海峡クルーズを楽しんだ。次回は2014年、京都で開かれる予定である。(http://www.cellmid.com.au/content_common/pg-midkine-conference.seo)
- 第3回ミッドカインシンポジウムが京都(京都ホテルオークラ)で4月21-23日の間、開かれた。高レベルの発表と討論の後、参加者は京都観光を楽しんだ。
- British J of Pharmacologyのミッドカイン特集号が発行され多くの優れた総説が収録された。
- 第4回ミッドカインシンポジウムがCellmidの支援の元、ブダペストのInstitute of Foreign Affairs and Tradeで4月28-30日に開かれた。臨床応用に直結する発表も多かった。参加者はドナウ川ディナークルーズなどのソーシャルアクティビティーを楽しんだ。